2015年8月12日水曜日

身体が丸いと心も丸い?

こちらの人たちは
おおらかだ。
細かいことは気にしない。

健康においても
それがいえる気がする。


長生きのために
食に気を遣おう
という意識があんまりなさそう。


それよりも
元気を注入するために
ばくばく食べよう!
という感じだ。


よく食べている人や
身体が丸っとした人たちは特に
みな元気で
おおらかで
フレンドリーな気がする。


先生たちは
持ち寄りの手作りブラウニーやケーキ
屋台で買った揚げドーナツ
果物や芋、揚げ煎餅、豆などの
おやつを暇があれば食べ
ある日の
わたしの机の上
シロップみたいに甘い豆乳
ドーナツ
葉っぱにくるまれたインドネシア版おにぎり


ドーナツがなくなったところに
インドネシア版おまんじゅう参上!


 

お昼はふつうに食べる。

ここで私
お昼ごはんを食べる。
この日は
お米、野菜スープにてんぷら。
先生達の昼ごはんは
学校に住んでいるお母さんが
つくっている。
 
あ、また新しいのが出てきた!
これは先生手作りのケーキ。

放課後、魚もごちそうになる!


別の日のわたしの机の上。
 
写真みたいに
歓迎の気持ちから
持ってきたお菓子や料理を
ほぼ毎回わたしの席に持ってきてくれる。


おかげで
いろんなインドネシアの食べ物を
知ることができた。


話をもどそう。


おやつや昼ごはんを食べつつ
気が向けば
昼下がりに
麺類や練り物といった
屋台飯をさらに食べる。

ということは2回目の昼ごはん?
いや、おやつ?




 会議のときも必ず
お菓子や軽食が数種類入った
お弁当をもらう。
会議中に
食べたかったら
つまんでね、ということだ。
すごく一般的な
会議中のお弁当。
水、葉を巻いた米orクレープのようなもの、揚げ物、プリン



この学校では
食事をおろそかにするなんて
ありえない!みたい。


職員室でごはんを
食べていたら
わたしを授業に呼びに来た生徒二人が
「先生、今食べてるね。また来よう。」
といって
声もかけずに
出て行ってしまうなんていうことも
あった。


まるで食べることが
生活の中心みたいだ。


先生達は
わたしが少しでも
暇すれば
時間に関係なく


「食べたい?」
「何を食べる?」
「◯◯をおごるよ!」
「これ、どうぞ」
と声をかけてくれる。


私は
好き嫌いがほとんどないのもあり
出されたものは
必ず口にしている。


感謝しつつ
「美味しい!」
と満足そうな表情をすれば
みんなと
すばらしいひとときを過ごせる。


それを繰り返していた結果・・・





インドネシアに来て
はじめの
二週間で
5キロも太ってしまった。
ありゃー


そのあと
これ以上太らないよう
必死の
努力をした。
そしてまあまあ成功した。
そのときのことも
近いうちに書くとしよう。





食べているときは
みんな幸せ。


だから
学校の職員室は
いつだって和やかだ。


たとえ
寿命が短くなっても
好きなもの食べながら
みんなと談笑していたほうが
食べることに
罪悪感を感じたり
我慢するよりも
幸せそう。


太ったら
心も丸くなって
いい人間になれるのかも。


とまで感じはじめていた
あの頃。


国が変われば
自分の考え方も変わるものだ。


もちろん
インドネシア人が
みんなこれほど
食事好き
おやつ好き
なのかというと
そういう訳でもない。


それでも
パートナーズの間で
「食べきれない量出されたとき
どうしてる?」
という話題が頻発する
程度には
よくある話なのだ。




~インドネシア料理紹介14~

サテ・アヤム


インドネシアの焼き鳥
肉は日本よりも小さく切る。
トロっとした
甘辛いピーナツソースを
たっぷりからめて
お米と一緒に召し上がれ。
美味しくて
1度に10本
ぺろっと食べてしまった。



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